◆フィギュアスケート ▽東京選手権 第2日(23日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季四大陸選手権銅メダルの佐藤駿(エームサービス・明大)は、83・62点だった。
今季からの新プログラム「リベルタンゴ」を演じ、冒頭の4回転―3回転の連続トウループは、後半のジャンプで惜しくも着氷が乱れるも、4回転フリップ、最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は降りてみせた。
演技後はオンラインで取材に応じ「惜しい失敗をしてしまったって感じだったんですけど、しっかりまとめあげることができたかなと思っている。一応、シーズンというか、最初の試合としてはすごい良かったんじゃないかなと思う」と滑りを評価した。
現在は複数の4回転ジャンプを練習しており、「いろんな4回転に挑戦している。(今はまだ)全部が(調子)良い日っていうのがないので、調子次第で、試合の時々によって(構成を)決めていけたら。これからも全部の4回転を練習していけたら」と新たな武器を磨き上げていく。また、スケーティングの向上にもより注力し「去年より進化して、評価していただけたらすごいうれしい」と語った。
男子フリーは24日に行われる。今大会は12月に開催される全日本選手権(長野)の予選を兼ねている。