ボートレース下関のPG1ヤングダービーは22日、4日目の予選ラストバトル。ヤングダービー初出場での大沢風葵(22)=群馬=は予選ラストの4R1走を、きっちり3着を取り切り勝負駆けに成功、得点率9位で予選突破を決め「(準優は)目標にしてたのでうれしいです」とクールな男が珍しく笑顔をみせた。
今年7月G2浜名湖モーターボート大賞でSGレーサーの峰竜太らと渡り合い予選突破するなど、めざましい成長ぶりを見せている。「浜名湖で記念レーサー相手に準優に乗れたことや(最終日の)選抜戦で1着が取れたことがすごく自信になった。だいぶ余裕がでて、冷静に走れるようになりました」と確かな手応えをつかんでいた。
準優9R3号艇。「バランスが取れて足は申し分ないです。4枠以内ならチャンスはある」とヤングダービー初出場で初優勝を飾った2018年の群馬支部の先輩・関浩哉以来の快挙に向けて、まずは優出を狙ってこん身の走りを披露する。