◆東都大学野球秋季リーグ戦第2週第3日▽中大2―0亜大(22日・ZOZOマリン)
中大のドラフト1位候補右腕・西舘勇陽(4年=花巻東)が亜大を1安打完封。13三振を奪い、無四球の完璧な内容で今秋初の勝ち点をもぎ取った。
この日の最速は152キロ。スライダー、カットボールにフォークも駆使し、バットに空を切らせた。「先に点を取ってくれたので、その1点で逃げ切ろうと思った」と笑顔。ラストシーズンの好調の理由に「四球が少ないこと。いらないランナーが出ていないので、自分のペースで投げられるのが大きい」と分析した。
亜大の同じドラフト1位候補・草加勝(4年=創志学園)との投手戦を制しての勝ち点。試合時間はわずか1時間38分と両投手のテンポの良さが際立った。「去年からずっとウチのチームは草加に抑えられて、完封されてきた。1点取られたら負けだと思っていたので、0を続けることができたのは良かった」と胸を張った。