ボートレース下関で開催中の「プレミアムG1第10回ヤングダービー」は21日、3日目が行われた。竹田和哉(29)=香川・112期=が気合の走りで1日早い勝負駆けに成功し、予選ラストの4日目に望みをつないだ。1号艇の3日目7Rでは、2日目に圧巻の6コースまくりを決めた高田ひかる(29)が5コースからまくりに出たが、「1Mはしっかり反応してくれましたし、足の不満もなかったです。乗り心地もペラ調整でだいぶ良くなってきました」と、キッチリと抑え込んで逃げ、快勝した。
ヤングダービーは2019年の初出場の時に準優勝戦に進出したが、その後の3大会では予選敗退。12月に30歳になるため、今年が最後の出場になる。「今回が最後なので気合を入れてきました。今節はなかなか着は取れなかったけど、まだチャンスは十分あると思う。最後まで諦めず頑張ります」。4日目は3、8Rの5、3枠。1走入魂の走りで準優進出を狙う。