◆JERAセ・リーグ 阪神3―5巨人(21日・甲子園)
阪神が今季最後の伝統の一戦で敗れて、今シーズン対戦成績を18勝6敗1分けで終えた。先発の青柳が両軍無得点の6回2死から1失点し、さらに代打・大城卓にプロ初のグランドスラムを被弾。自己ワーストタイとなる1イニング5失点して、5回2/3でKOされた。打線は9回にミエセスのソロ、佐藤輝の2ランで追い上げたが、後続が封じられた。
以下は岡田彰布監督の試合後の主な一問一答。
―最後(9回)はミエセスの1発から
「ええ? なあ(笑い)。まあ、5点やからのお」
―簡単に終わらなかったことは、これからを考えると大事
「そうやなあ。まあ向こう、(先発の)赤星良かったからなあ。2人、昨日(の山崎伊と)、今日、1番いいんちゃうか? いまな、巨人で」
―佐藤輝は、それまでの打席と最後の打席では違う姿を
「まあ佐藤の話て、今日は青柳やろ? いきなり佐藤出ても、お前」
―結果的には、あの満塁弾がなければ
「そうやなあ。なあ、やっぱりな、勝ち投手にならなアカンかったからのお。まあ、1点、2点ぐらいやったら何とかなりそうな感じやったけどな、後半」
―内容については
「最初は良かったと思うよ。おーん。まあな、(6回は)2アウトからやからな」
―10勝がなくなった。次回(登板)は
「いやいや、もういい、もういい、もうええわ」
―CSに向けて
「うん。またちょっとな、投げさせるピッチャーはおるからな」
―(リリーフで1回1/3を無失点の)及川は、昨日に続いていいイメージができたのでは
「ああ、及川は今、いい感じで投げているよ。及川は。まあ最後は、これ、今人数、結構抹消とかしてるからな。人数、多いからなあ。絞らなあかんからな。まあそういうことやな、ブルペンはな。こんな、ぎょうさん入れられへんからな」
―打つ方は渡辺諒が上がってきた。ベンチ入り争いは今後も
「そうやなあ。あと、そんなおらんからな。あと植田ぐらいやろ、なあ、ずっと1軍戦力でやってたいうたらな」
―今季の巨人戦が終了。結果的にお得意様になった
「こんな勝ってるとは思わんかったけどなあ。まあ、別にな、何勝何敗とかそういう計算はないし、一戦一戦やった結果やと思うよ、それは。まあ、それはどこのチームも一緒やけどな。巨人だけじゃなしに、他のチームも。(セ・リーグの)他のみんなに勝ち越したのは大きいけどな、まんべんなく。まあ、お得意さん作るっていうかな、それじゃないとなかなか貯金は増えんけど、どっかに負け越してるチームは大体出るもんやけどなあ。みんな(5球団)に勝ち越したというのは、そっちの方が大きいよな。まあ、目の前の試合をな、1つ1つの積み重ねやから。そんななあ、3連戦を2勝1敗でいくって、計算してやってないから、それは積み重ねやん、結局は。まあ、勝ち星もそうやしな、トータル的にはなあ」