◆JABA関東選抜リーグ戦 ▽東芝4―2日本通運(21日・等々力)
今秋ドラフト候補の1人、東芝・粂(くめ)直輝投手(24)が2番手として登板し、3回1安打無失点の好投を見せた。
1点ビハインドの4回から登板した右腕は、サイドスローから放たれる力強い直球を中心に打たせて取るテンポの良い投球を披露。5回には、1死から安打で許した走者をけん制死にするなど、二塁を踏ませない快投でチームの逆転勝ちを呼び寄せた。
雨が降る悪条件の中での投球だったが、粂は「最近調子が悪かったが、今日はいい結果を出せた」と笑顔。大卒2年目となる今年はドラフト解禁となるが「プロには行きたいんですけど、とにかく今はチームのために投げる」と11月に開幕する日本選手権での活躍を強く誓った。