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鈴木誠也が先取点たたき出すも投壊でPOへカブス痛い逆転負け 9月は19打点、打率3割7分5厘と好調

スポーツ報知
カブス・鈴木誠也(ロイター)

◆米大リーグ カブス7―13パイレーツ(20日・シカゴ=リグレー・フィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(29)が20日(日本時間21日)、本拠地・パイレーツ戦に「6番・右翼」でフル出場し、先取点をたたき出すなど3打数1安打1打点だったが、投手陣が踏ん張れず15安打13失点で逆転負けを喫した。

 パイレーツ先発は右腕のケラー。誠也は8月に対戦した際に2本の安打を放つなど通算でも試合前の時点で4打数3安打の打率7割5分と得意にしていた。両軍無得点の2回1死二塁で先取点となる左前適時打。カウント2―2から甘く入った88・5マイル(約142・4キロ)カットボールをしっかりとはじき返して左前に落とした。勢い余って一塁を回ったところでタッチアウトになったが、本拠地のファンからは大きな拍手が送られた。

 4回に先発・スティールが崩れて5回表終了時点で1―8と7点のリードを許したカブス。苦しい展開となったが、5回裏にモレルの24号ソロ、ハップの19号満塁本塁打で2点差に迫った。さらに2死二塁と本塁打が出れば追いつくという場面で本拠地のファンも大盛り上がりになって3打席目に入ったが遊ゴロに倒れた。7―11で4点を追う7回2死三塁の4打席目に、3番手右腕・ムジンスキから四球。得点にはつながらなかったが、しっかりと後ろにつなげた。

 前日19日(同20日)の本拠地・パイレーツ戦では、19号ソロを放つなど4打数3安打1打点と大当たりで、プレーオフを争うチームの14―1という大勝に貢献。日本人の右打者で19本塁打を放つのは、06年の井口資仁(ホワイトソックス)、城島健司(マリナーズ)の18本を超えて単独最多となった。9月は19試合のうち16試合で安打を放ち、10試合では打点をマークし、6本塁打。72打数27安打の月間打率3割7分5厘と、チームがプレーオフ争いをする中で、好調を維持している。

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