DeNAの藤田一也内野手(41)が今季限りで現役を引退することが21日、分かった。
堅実な守備としぶといバッティングで活躍し、2013年には楽天の日本一に大きく貢献したベテランが、ユニホームを脱ぐことを決断した。
藤田は鳴門一高から近大を経て04年ドラフト4巡目で横浜に入団。12年のシーズン中にトレードで楽天に移籍すると、当時の星野仙一監督から高い守備力を評価され二塁のレギュラーに定着。13年には主に「2番・二塁」で活躍し、二塁手としてゴールデングラブ賞とベストナインを受賞。リーグ制覇、日本一に大きく貢献した。
21年限りで楽天を戦力外となったが、情熱は衰えずDeNAに復帰。今季も主に代打で16試合に出場し、打率3割1分3厘と存在感を示していた。
通算成績は1456試合に出場し3856打数1033安打、打率2割6分8厘、24本塁打、327打点、235犠打。