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秋のお出掛けにイカが?…福井・若狭大島「庄栄丸」報知FC

スポーツ報知
マイカを釣り上げ峰松さんはニッコリ。釣果36匹とイカメタルを満喫した

 福井・小浜沖のマイカ釣りはいよいよ終盤戦に突入。ムラはあるが、いい時は3ケタの釣果が出ている。14日、若狭大島の報知フィッシングクラブ「庄栄丸」でマイカ釣りを楽しんだ。昨年までは胴突き仕掛けで釣っていたが、今期は本格的にイカメタルに挑戦した。

 午後3時半、庄栄丸の船着きにはすでに5人の釣り人が待機していた。初めて利用する旨を告げると、常連客が親切にこの船のシステムを教えてくれた。船長が来て、胴突きとメタルに分かれて釣座を抽選。船長の軽トラから各自で氷を取り、乗船した。釣り人がそろい次第出船するとのこと。当日は胴突きが6人、メタルが2人だった。

 同4時に出船し、約1時間で釣り場に到着した。パラシュートアンカーで船を安定させて釣り開始。水深108メートル、狙うタナは60メートルから探る。胴突きは40号のオモリ、メタルは15号との指示だった。メタル組の釣座はトモで、隣り合わせ。60メートルからワンピッチジャークで誘い上げた。47メートル付近で怪しいサワリがあったが乗らない。ステイの時間を長めに取り、乗りを待った。55~40メートル付近を集中して探っていると、49メートルでサワリがあり、じっくり待って聞き合わせる。乗った。引きの強さから小型と判断。胴長15センチのマイカだ。同じ要領で15~20センチを15匹追加した。

 同9時半頃から大雨になった。胴突きは良く乗っていたがメタルは休止状態に。雨が上がった同10時半頃からは型が良くなり、プチ入れ乗り。タナは10メートル単位で上下したが、中型の元気な引きを楽しむことができた。

 同11時前に減灯。タナは上がると判断し、30メートル前後を探ると明確な乗りがあった。12匹の連続ヒットで、イカメタルの楽しさを満喫した。

 私の最終釣果は36匹(胴長15~28センチ)で、竿頭は胴突きで50匹だった。平均的に良く釣れていて、楽しかったとの感想が多く聞かれた。潮の速さによってこまめに鉛スッテの重さを変えたことと、当日のアタリドロッパー(定番の赤グリーン、後半は赤黄色)で重点的に狙ったのが良かった。

 船長は、釣れているタナの情報はもちろん、オマツリしてもすぐに駆けつけてくれる。常連の皆さんは親切なので、初心者でも安心して利用できる釣り船だ。また、ブログでは釣果や、出船案内の情報が見られる。これからはメダイ狙いでの出船も始まる。マイカはラストスパート。ぜひ、出掛けて楽しい釣りをしよう。

(報知APG・峰松 茂美)

 ◇問い合わせ 「庄栄丸」(船長携帯090・3271・6831)へ。ホームページあり。

 ◇料金 マイカ夕方、深夜便1人1万4000円(氷付き)。5回乗船で5000円割引きになるスタンプカードあり。

 ◇時間 夕方便は午後4時に、深夜便は午後8時半に集合。時期や天候によって異なるので要確認。釣り座は抽選。

 ◆他に福井県でイカ釣りが楽しめる報知FC◆

 ▽直幸丸(小浜)携帯090・3294・4574

 ▽信洋丸(小浜)TEL0770・53・1305

 ▽川口渡船(若狭大島)TEL0770・77・0435

 ▽釣宿 由幸(日引)TEL0770・76・1307

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