◆JERAセ・リーグ ヤクルト6―5中日(20日・神宮球場)
ヤクルトは、ホセ・オスナ内野手の左翼適時打で、今季4度目のサヨナラ勝ち。最下位・中日とのゲーム差を2・5とした。
3点を追う8回にサンタナの17号2ランなどで、3得点。同点の9回1死満塁で、オスナが中日・松山の浮いたフォークを左翼前に運んだ。ナインからのウォーターシャワーで髪をぬらした主役は「(チームメートが)水をかけすぎ。長岡、内山、村上。若いやつらに結構かけられたよ」と苦笑しつつも、「打てるゾーンに来たら積極的に打とうと思っていた。ヒットを打ててよかった」と充実感をにじませた。
接戦をものにし、チームの連敗は2でストップ。高津監督は「厳しい状況だったけど、8、9回で3点差をひっくり返した。よく終盤につないで勝ったと思います」と、ナインの粘りに目を細めた。