専門医・馬見塚氏、大谷翔平の右肘靭帯手術は「建物で言えば耐震補強をしたような形」

大谷翔平
大谷翔平

 エンゼルスとネズ・バレロ代理人は19日(日本時間20日)、大谷翔平投手(29)がロサンゼルス市内の病院で靱帯(じんたい)を損傷している右肘手術を受けたと発表した。右肘手術は18年10月に受けており2度目。内容は明かされなかったが、損傷した内側側副靱帯を補強。米報道では人工靱帯を使用する「インターナル・ブレース」と呼ばれる方式との見方が広まっている。

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◆専門医・馬見塚氏に聞く

 大谷が右肘を手術した。プロ、アマ100人以上のトミー・ジョン手術からコーチングまで幅広く担当している「ベースボール&スポーツクリニック」の整形外科専門医・馬見塚尚孝氏に聞いた。

 今回は18年に受けたトミー・ジョン手術とは違う方式ではないかと想像ができます。執刀したニール・エラトロッシュ医師の声明には「viable tissue(生存可能な組織)」を、比較的きれいな靱帯を補強するように加えた、とあります。建物で言えば耐震補強をしたというような形と言えるでしょう。

 ここから考えられる「組織」が何なのか。可能性としては〈1〉人工靱帯〈2〉どこかから移植してきた腱、それらを用いて補強をしたという2点があると言えます。人工靱帯を用いて補強する手術自体は、比較的新しい方式のものと言えます。

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