なにわ男子・藤原丈一郎が選ぶＭＶＰは舜平大＆頓宮…日本シリーズで阪神との関西ダービー見てみたい

◆パ・リーグ　オリックス６ー２ロッテ（２０日・京セラドーム大阪）

　アイドル屈指のオリックスファンの「なにわ男子」藤原丈一郎（２７）が３連覇に喜びを爆発させた。

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　過去２回と違い、マジックが点灯した今年、藤原は余裕を持ってその瞬間を迎えた。「スポーツニュースでもマジックって出てきて。優勝は２回しているけど、マジック初心者。僕自身も手作りマジックボードで、試合の結果によって２つ減るのか、１つ減るのかって勉強になりました」と声を弾ませた。

　今シーズンのＭＶＰには、悩みながらも投手陣に山下舜平大、野手陣には頓宮裕真を挙げた。「舜平大投手は開幕戦に勝利して、この１年間ローテーションをしっかりと守り抜いてくれた。だからカード負け越しや連敗が少なかった。頓宮選手はキャッチャー登録ですけど、一塁を守っていて、あの難しいショートバウンドをキャッチできるのは素晴らしい」と絶賛した。

　すでに日本シリーズで阪神との関西ダービーを夢見る。「日本中のオリックスファンが京セラドームに駆けつけてほしい。（ホームの）一塁側に阪神ファンが大量となるのは食い止めたい。本拠地では負けていられない。一番のカギは応援」と、阪神の大応援団に負けない、オリックスファンの熱い応援を熱望した。

　一方で、甲子園が持つ独特の空気感も感じている。「他の球場と違って一気にボルテージが上がったり、下がったりするので、多分相手チームはやりにくいと思う。だからこそオリックスファンもしっかりと大声を出して、選手に応援を届けられたら」と、鼻息は荒い。

　関西ダービーでオリックスが日本一になった時のスポーツ紙１面について、記者に「『オリックス勝った』でお願いしますよ！　阪神負けたはダメです。公約してください！」とお願いすることも忘れなかった。

　昨年２６年ぶりの日本一を達成した時の“公約”だった「オリジナルソング制作」は、喜びのあまりすっかり忘れていた。改めて「真剣にオリックスさんの優勝の喜びを、自分で歌や、何かで表現したい」と公約した。（古田　尚）

　◆藤原　丈一郎（ふじわら・じょういちろう）１９９６年２月８日、大阪府生まれ。２７歳。２００４年ジャニーズ事務所に入所。１８年に「なにわ男子」を結成し、２１年１１月１２日に「初心ＬＯＶＥ（うぶらぶ）」でＣＤデビュー。特技はネタ作り、野球。趣味はフットサル。血液型Ｂ。愛称・じょう。