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【大学野球】ドラフト候補の星槎道都大・滝田一希がリーグ戦“ラス登”で今秋初勝利 復帰後最速150キロをマーク

スポーツ報知
5回を無失点に抑えた星槎道都大・滝田一希

◆札幌六大学野球秋季リーグ戦第2節第5日 星槎道都大4―2札幌大(20日・札幌ドーム)

 プロ志望届を提出している星槎道都大の最速153キロ左腕・滝田一希(4年=寿都)が、7回2/3を6安打2失点で今秋初勝利。ドラフト前最終登板になる可能性もある一戦で、スカウト陣に猛アピールした。

 左でん部を痛めた影響で約3か月ぶりの公式戦登板だった15日の北海道大戦から中4日で先発マウンドに上がった。同戦では3回4四球と制球面で課題を残したが「高めに浮かないように、コースを意識するように」修正し、この日はわずか1四球。得意の土が硬いマウンドも味方に付け、2回には150キロをマークした。110キロ前後のチェンジアップも織り交ぜながら8回途中まで112球を投げ抜いた。

 バックネット裏では地元の日本ハムなど6球団のスカウトが視察した。楽天・後関スカウト部長は「まっすぐの勢い、角度は(同じ左腕で、ドラフト1位候補の国学院大)武内と良い勝負」と評価。中日・八木スカウトは「きょうの投球なら1軍でも投げられるレベル。まっすぐとチェンジアップだけでも試合を作れる。」と絶賛した。

 21日の最終戦を残して北海学園大が優勝したため、この試合が大学野球とドラフト前ラスト登板になる可能性もある。滝田は「最後の登板だったのでいろんな感情があった。最後に良いところを見せて終われたんじゃないかな。(けがは)完璧に治ったので、再発しないようにこれからの生活を過ごしていきたい」と話した。

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