B1レバンガ北海道のW杯フィリピン代表ラモスが会見、”進化型”披露誓う

スポーツ報知
さっぽろテレビ塔とチームマスコットキャラクターと共に今季の奮闘を誓うドワイト・ラモス(中央)

 バスケットボール男子W杯にフィリピン代表で出場したB1レバンガ北海道のSGドワイト・ラモス(25)=193センチ、95キロ=が20日、札幌市内で会見を行い、今季ホーム初戦となる天皇杯2次ラウンド(22日から、北海きたえーる=初戦・B3豊田合成)の奮闘を誓った。

 母国で行われたW杯に参加、全5試合に出場し平均13・2得点、5・6リバウンドと活躍。最終戦の中国戦でも11得点で初勝利に導いた。レバンガには16日にアウェーで行われた茨城とのプレシーズン戦で実戦復帰した。

 ラモスは「W杯でパリ五輪出場を逃したのは残念だが、世界レベルの様々なスタイルのチームと戦い、対応力を学んだ。その経験を生かし、ホーム初戦では、昨季よりうまくなった自分を、コートで見せたい」と意欲を見せた。

 W杯のチームメートでNBAユタ・ジャズに所属するSGジョーダン・クラークソン(31)が、平均26得点で大会得点ランク2位の大活躍。「ドライブ、3Pなど様々なかたちで得点につなげるプレーが勉強になった。少しでも近づきたい」と刺激を受けた。日本のパリ五輪代表権獲得からもエネルギーをもらった。

 昨季は41戦に出場し平均9・5得点、3・9リバウンド、2・8アシスト、1・7スチールを記録。「今季は、個ではなくチームで戦うバスケット。自分も小野寺HCが求める全ての要求に対応できるよう準備、勝利に貢献したい。チームプレーで様々なハードルを乗り越えていきたい」と決意を口にした。(小林 聖孝)

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