スペイン1部Rソシエダードの日本代表MF久保建英が、同国1部Rマドリードに復帰する可能性などについて19日、英紙「インディペンデント」が報じた。
17日の古巣・Rマドリード戦(1●2)で先制点をアシストするなど存在感を示した久保。同紙は「久保建英の活躍はまぶしいが、今のRマドリードに居場所はあるのか?」と題して取り上げ、「Rマドリードに在籍する上で十分なクオリティーを持っており、それが得点力、あるいは他の選手よりも目立つ能力を示している」と評価している。
この一戦を受け、「日曜日の試合を見れば、Rマドリードは間違いなくタケを買い戻し、来シーズンのメンバーに入れるだろう」と強調。「出場した90分間で彼の大胆さ、縦への突破力、そして技術は守備陣をパニックにさせた」と伝えている。クラブを離れても久保を注視しているとし、それは在籍した経歴のある「他の選手よりも次元が高い」という。
報道によると、Rマドリードは久保の保有権を50%持っており、6000万ユーロの半分(約47億4000万円)を支払うことで、Rソシエダードから買い戻すことができる。同紙は久保が復帰する場合に考慮すべきこととして「まずは選手本人の意思。そして、Rマドリードのチームの展望と、その中での久保の位置」と見解を示している。