大谷翔平が右肘手術もトミー・ジョン手術かは明かさず「翔平と熟考した後に決めた究極のプラン」…発表全文

スポーツ報知
大谷翔平

 エンゼルスとネズ・バレロ代理人は19日(日本時間20日)、大谷翔平投手(29)が、同日朝に米ロサンゼルス市内の病院で右肘手術を受けたことを発表した。来年開幕には打者として出場し、25年は投手としても復帰する見込みだという。

 大谷は自身のインスタグラムを更新。英語と日本語で心境を明かし「早朝に手術を受け無事成功しました 不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」と記した。

 ネズ・バレロ代理人はエンゼルスを通して文書で発表。手術がトミー・ジョン手術かどうかは記されていなかった。公表された文書は以下の通り。

 ◆ネズ・バレロ代理人の声明

 大谷翔平は今朝ロサンゼルスにある「ケーラン&ジョブ整形外科クリニック」で手術を受けた。

 最終的な判断と手術のタイプは、長期的な目で見た時に重要なことに重きを置いた。

 翔平は今後何年にもわたって二刀流でプレーしたいと考えているので、これは、それができる方向へ向かうことであることを確認したがった。

 この手術を行った医師のニール・エルアトラーチェはこう言っている。

 「翔平と熟考した後に決めた究極のプランは、肘を今後も長い年数、使えるようにするために、手の問題を修復して、生存細胞を足して、健康的な靭帯(じんたい)を強化することだった。私は完全なリカバリーを期待している。彼は制限なしで打てる状態で2024年の開幕戦を迎えることができ、2025年の開幕戦は二刀流で迎えることができると思っている。」

 翔平は今、休息しており、良いスピリッツでいる。そして復帰への道に向かうことに興奮している。

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