大谷翔平が右肘手術で来季打者専念へ 手術はプロ入り11年で4度目…来年7月には30歳に

スポーツ報知
手術を受けたことを公表した大谷翔平

 エンゼルスとネズ・バレロ代理人は19日(日本時間20日)、大谷翔平投手(29)が、同日朝に米ロサンゼルス市内の病院で右肘手術を受けたことを発表した。来年開幕には打者として出場し、25年は投手としても復帰する見込みだという。

 大谷は自身のインスタグラムを更新。英語と日本語で心境を明かし「早朝に手術を受け無事成功しました 不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」と記した。

 大谷は13年に日本ハムでデビューして以来、手術を受けるのは4度目となった。初めて受けたのはメジャー入り前の17年10月12日。前年から痛めて17年3月のWBCの出場辞退につながった右足首にメスを入れ「右足関節の有痛性三角骨の除去手術」を受けた。それでもメジャー1年目だった18年は開幕から二刀流で活躍した。

 2度目の手術はメジャー1年目を終えた直後の18年10月1日の「右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称トミー・ジョン手術)。翌19年は5月に打者として復帰したが、投手としてマウンドに戻ったのは20年だった。

 19年9月13日には左膝蓋(しつがい)骨の手術。17年からは3年連続で手術を受けていたが、20年から3年間は受けていなかった。今回は4年ぶり4度目の手術となった。来年7月には30歳になる大谷。一日も早い回復が待たれる。

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