◆レスリング 世界選手権 第4日(19日、ベオグラード)
女子57キロ級で世界女王の桜井つぐみ(育英大)が来夏のパリ五輪代表に決まった。準決勝で米国選手を6―0で下すなど初戦から4試合に勝利し、2連覇が懸かる20日の決勝に進んだ。今大会は五輪階級で5位以内の選手の国・地域に出場枠が与えられ、日本勢は3位以内で五輪代表に決まる。
22歳の桜井は世界選手権で2021年に55キロ級、昨年は57キロ級で優勝するなど実績を重ねてきた。「パリ五輪に繋がる大事な大会。絶対優勝したいっていう気持ちですけど、気負わずにいつも通り自分のレスリングができたら」と臨み、初五輪を決めた。