浦和、24年度の天皇杯参加資格はく奪…JFA規律委が決定 サポーター暴徒化問題で処分

スポーツ報知

 日本サッカー協会(JFA)の規律委員会は19日、8月の天皇杯全日本選手権で浦和サポーターが暴力行為などに及んだ問題で、浦和に対して2024年度天皇杯の参加資格の剥奪、けん責(始末書の提出)の処分を同日付で公表した。

 浦和が0―3と大敗した8月2日の4回戦・名古屋戦(CS港)後、名古屋サポーターの挑発に激怒した浦和サポーター70人以上がピッチ内、さらに相手ゴール裏へ乱入。もみ合いになり、所轄・愛知県警の警察官約50人が出動する事態となった。

 JFAが今回認定した浦和サポーターの違反行為は以下の通り。

〈1〉フィールドへの飛び降り

〈2〉相手チームのサポーター及び警備運営スタッフに対する暴力

〈3〉相手チームのサポーターに対する威嚇

〈4〉相手チームのサポーターエリアへの集団での押し寄せ

〈5〉相手チームのサポーターの横断幕やスタジアム内の設置物の損壊

〈6〉立ち入り禁止区域(券種外の入場可能エリア、関係者エリア、相手チームのサポーターエリア等)への不正侵入

〈7〉スタジアム内を走り回る行為

〈8〉掲出不可エリアへの横断幕の設置

 JFAは8月31日、浦和サポーター17人を国内全ての試合を対象に無期限入場禁止処分、別の1人には5試合の入場禁止処分を下した。浦和は同日に声明を出し、対象の17人を「国内外を問わない浦和が出場する全試合」で無期限の入場禁止としていた。

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