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【社会人野球】ENEOS・度会隆輝 5球団の前で3打数1安打…巨人・森中スカウト「即戦力で使える選手」

4回無死、遊撃への内野安打で出塁したENEOS・度会隆輝
4回無死、遊撃への内野安打で出塁したENEOS・度会隆輝

◆JABA関東選抜リーグ戦▽東京ガス6―1ENEOS(19日・等々力)

 プロ注目のENEOS・度会隆輝外野手(20)が「3番・右翼」で出場し、ネット裏で5球団のスカウト陣が見守る中、3打数1安打の活躍を見せた。

 逆転されて迎えた4回先頭の第2打席。遊撃への緩いゴロで快足を飛ばして内野安打に。会心の当たりを飛ばすことはできなかったが、どんな形でも出塁する貪欲な姿勢を示した。暑さの影響で7回の守備時に右足のふくらはぎをつって交代したが、「全く問題ないです」と軽傷を強調。20日の茨城トヨペット戦出場にも意欲を見せた。

 視察に訪れた巨人・森中スカウトは「一番の魅力は長打が打てるところ。即戦力で使える選手」と分析。さらに「現役選手の中に同じタイプが見つからない。それくらい可能性を秘めた選手」と最大級の評価をした。

 この1年はこれまで以上にミート力とパワーの向上に取り組んだ。「コンスタントにアベレージを残せているのが今年の強みかなと思います」。7月に行われた都市対抗野球大会後に出場したOP戦など計9試合で、驚異の打率6割超えをマーク。憧れのプロの世界へのステップを確実に歩んできている。

 運命のドラフト会議まで残り1か月を切った。度会は「『絶対にドラフト1位で行く』って入社して気づいたらあと1か月。自分のやるべき事を全力でやって駆け抜けていきたいと思います」と力強く話した。

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