友風が勝ち越し王手 前日の黒星後、母・奈美さんがインフル感染 「いい薬を届けることができました」

スポーツ報知
時疾風を押し出しで下した友風(手前、カメラ・堺 恒志)

◆大相撲秋場所▽10日目(19日、両国国技館)

 東十両3枚目・友風(二所ノ関)が西11枚目・時疾風(時津風)を押し出して7勝目。十両に再昇進してから4場所連続の勝ち越しに王手をかけた。

 今場所の友風の真骨頂でもある“引かない相撲”で圧倒した。相手を正面に置いて圧力をかけ続けた。

 「昨日の相撲は不甲斐なかったけど、翌日にいい相撲で勝てたということは、自分自身が整っているということ。昨日は部屋に帰ってから体の使い方とか、手の内を知り尽くしている相手への意識とかを反省しました。その後はいつも通り。ルーティンも変えずです」と笑顔で話した。

 十両に再昇進して4場所連続の勝ち越しに王手となった。「一日一番という気持ちは変わりません。お客さんから拍手を貰える相撲を取って、その結果だと思っています」と平常心を強調していた。

 前日の取組後、最強の応援団を自負する母・奈美さんがインフルに感染したことが判明した。「いい薬を届けることができたと思います」と話していた。

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