スペイン1部Rソシエダードの日本代表MF久保建英が、古巣の同国1部Rマドリードへ復帰する可能性について18日、現地紙「アス」が報じた。
久保は、17日のRマドリード戦(1●2)で先制点をアシスト。前半11分には、カットインから左足を振り抜き、ゴールネットを揺らすも、味方のオフサイドで取り消しに。チームは逆転負けを喫したが、同紙は「報われることのない目覚ましいパフォーマンスを見せた」と高く評価している。
報道によると、「久保の権利の50%はRマドリード、残りの50%はRソシエダードに帰属する」といい、Rマドリードは6000万ユーロの放出条項の半分(約47億4000万円)を支払うことで獲得することができる。Rマドリードが引き取りを望まない場合、「Rソシエダードが移籍金の半分を受け取ることになる」という。
同紙は6月に行ったインタビューを振り返り、Rマドリードに戻る可能性について「今はRソシエダードの選手だから、将来は分からない。10年後には(R)マドリードにいるかもしれないし、ここに残るかもしれないし、他の場所に行くかもしれない。時刻に行くかもしれない」と話した久保のコメントを引用。ここまでリーグ全5試合先発で3ゴールと、得点ランク2位タイに位置する久保を「彼のレベルはまだ上昇中だ」とし、古巣への復帰の可能性を伝えている。