◆向日町競輪F2「みんなの競輪カップ 京秋桜賞」
19日からの京都向日町競輪「みんなの競輪カップ 京秋桜賞」(F2)で、ガールズケイリンが行われる。来月に控えるG1「オールガールズクラシック」(10月2日~松戸競輪場)に出場する柳原真緒(26)=福井・114期=、下条未悠(22)=富山・118期=、細田愛未(28)=埼玉・108期=の3者が主力を形成するが、5代目ガールズフレッシュクイーン・小泉夢菜(24)=埼玉・122期=が一角崩しを狙っている。
幼い頃から自転車競技に親しんできた小泉は、浦和工高時代にはインターハイ500メートルタイムトライアルで優勝、ジュニアのナショナルチームに選ばれた。早大時代にもインカレ500メートルタイムトライアルで優勝し、満を持してプロへの道を進んだ。
デビュー後はアマ時代ほどの成績を挙げられずにいたが、4月の高知競輪場「ガールズフレッシュクイーン」では得意の追い込みで優勝。直前の松阪競輪場でも奥井迪(41)=東京・106期=のまくりを2分の1輪差して通算5度目のVを飾り、リズムに乗ってやって来た。「前場所の優勝は恵まれただけですよ」と謙そんするが「上半身の力をうまく自転車に伝えられるようになった」と全身の使い方が良くなったのが好調の要因だ。
「1周500メートルの地元・大宮競輪場とは同じ感じで走らない方がいいみたいですね」と初バンクへの対策も十分に練っている。初日予選1・11Rでグランプリ女王・柳原にアタックする。