ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンが、来年1月の移籍期間にマンチェスター U所属のスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)の獲得を目指すことが明らかになった。
英紙「デイリー・ミラー」の記事などによると、バイエルンは今夏の移籍最終日にフラム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)獲得に失敗。そこで、チェルシーを率いてプレミアリーグに詳しいトゥヘル監督がマクトミネイ獲得を希望しているという。
マクトミネイはマンチェスターUユース出身の生え抜きで、これまでに212試合に出場。しかし、今季は出場時間が激減。このスコットランド代表MFに対し、8月19日に行われたトットナム戦の実況を担当したマンチェスターUの大物OBギャリー・ネビル氏は「テン・ハフ監督は5人のサブを使いながらマクトミネイを起用しない」と語り、マクトミネイがチーム内で干されていると指摘した。
そんな厳しい状況で、今回のバイエルンからの興味はまさに”捨てる神あれば拾う神あり”という状況だ。「ミラー」紙は今夏の売却であれば、マンチェスターU側は4000万ポンド(約74億8000万円)の移籍金で合意をしたというが今後、出場回数がさらに減れば、この移籍金額も下がることは必至。26歳スコットランド代表MFのドイツ王者移籍が加速する可能性がさらに浮上する。