◆JERAセ・リーグ 中日―広島(18日・バンテリンドーム)
広島の田村俊介外野手が、左小指中手骨骨折で出場選手登録を抹消された。17日の中日戦(バンテリンD)の9回の打席で中日左腕・斎藤の投球が直撃(記録は死球ではなくスイング)。名古屋市内の病院で診断の結果、骨折が判明した。
1軍昇格した12日のヤクルト戦(神宮)でプロ初安打をマークするなど、17日まで6戦連続安打。1軍昇格後は18打数8安打、打率4割4分4厘とアピールを続けていた中で、無念の負傷離脱となった。
試合前に取材に応じた新井監督は「(全治まで)1か月以上はかかるから、抹消しました。いいものを見せてくれていたし、彼自身もいい経験していた。残念。彼には『(患部をギプスで)固定しているけど、できることをしっかりやっておくように』と声を掛けました」。代わりに中村奨成捕手が出場選手登録された。