9月18日の阪神5R・2歳新馬(芝1200メートル=9頭立て)は単勝2番人気のベネメレンティ(牝、栗東・河内洋厩舎、父ニューイヤーズデイ)が先手を奪い、鮮やかに逃げ切った。勝ち時計は1分9秒2(良)。
非凡なスピードをみせた。最内枠から好スタートを決めると、直線でも後続との差を広げ、後続の追い上げを楽々と押さえ込んだ。手綱を執った幸英明騎手は「スピードが違うのでハナへ行かせました。競馬を覚えていかないといけませんが、能力とスピードで勝ちました」と振り返った。河内調教師は「後ろから競馬できるようになるといいんだけど。次も短いところへ」と短距離路線へ思い描いていた。