9月18日の中山4R・2歳未勝利戦(芝1800メートル=11頭立て)は、2番人気のサトノオラシオン(牡、美浦・堀宣行厩舎、父サトノダイヤモンド)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。昨年の阪神JFで2着に好走したシンリョクカの全弟という血統。勝ち時計は1分48秒9(良)。
好スタートを決めて、積極的に促してスムーズに好位2番手を取りきった。リズム良く折り合って運び、4コーナーでは早くも先頭に立つ勢いで、直線でも脚いろは鈍らず2着のヴァルドルチャに1馬身半差をつけた。
札幌での新馬戦(4着)に続いて手綱を執ったモレイラ騎手は「北海道の時よりも成長を見せてくれました。1回レースを使った経験は大きかった。いいスタートを切って、リズム良く折り合って、最後もしっかりとした脚を使った。まだ伸びしろがあるなかで、ポテンシャルは高い」と、素質を評価した。