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【中日】谷元圭介「岩瀬さんが1002試合。近づけるように頑張りたかったが無理でした(笑い)」引退会見

スーツ姿で引退会見に臨んだ中日・谷元圭介(カメラ・田中 昌宏)
スーツ姿で引退会見に臨んだ中日・谷元圭介(カメラ・田中 昌宏)

 中日・谷元圭介投手が18日、バンテリンDで引退会見に臨んだ。

 チームとの話し合いの中で、当初は現役続行も模索していたという。「最初は現役を続けたい気持ちもあったが、現状の自分の力を考えたときに『ちょっと厳しいのかな』と思った」と、ユニホームを脱ぐ決断に至った経緯を明かした。

 日本ハム時代の2015年にキャリアハイの61試合に登板するなど、ここまで523試合でマウンドに立った。「500試合はひとつの目標だったが、もっともっと投げたかったとも思う。岩瀬さんが1002試合だったので、1試合でも近づけるように頑張りたいと思っていたが、無理でした」と報道陣を笑わせた。

 167センチの小兵ながら、大きなけがもなく現役生活を続けた。「中途半端に大きくなく本当に小さいので、それはそれで武器になったと思う。僕もかつて日本ハムの時に武田久投手(公称170センチ)を目標にして、たくさんのことを学んだ。そういう経験は山本(拓実)には伝えた」と日本ハムに移籍した同じ167センチの右腕に経験値を伝承した。

 最も印象的なシーンを問われ「一番最初の試合かな」とポツリ。「捕手が確か大野(奨太)だったので、最初と最後が大野になるといいなと思う」と話したが、実際のプロ初登板時の捕手は高橋信二。記憶違いだが、10月3日、苦楽をともにした女房役とのバッテリー再結成を「泣くかもしれないですけど(笑い)」と希望していた。

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