◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍―全足利クラブ(17日・ジャイアンツ球場)
左手三角骨骨折で離脱していた巨人のヨアン・ロペス投手が17日、約1か月ぶりに実戦復帰した。全足利クラブとのプロ・アマ交流戦(G球場)に先発。1回無安打無失点、2奪三振と好投した。
回復ぶりをアピールした。150キロ前後の直球を制球良く投げ込み、スプリット、スライダーを低めに集める投球を披露。キレのある変化球で2三振を奪った右腕は「1か月空きましたけど感覚は思ったより良かった。カウントを有利にしていって、スプリットで結果も出せた」と振り返った。
ロペスは8月13日・DeNA戦(東京ドーム)で左手首に打球が直撃。同15日に出場選手登録を抹消され、同18日に都内の病院で左手三角骨観血的整復固定術を受けた。術後は早期復帰へ向けて懸命に調整。「残り少ないけど試合は残っているので、何とか1軍に貢献したいと思ってやっています。1軍に戻れるように引き続き頑張りたい」と言葉に力を込めた。