【池添 謙一のKen to 1】チーク効果に期待のファームツエンティ 3日間開催最終日も阪神で4鞍

スポーツ報知
重賞初挑戦で9着に敗れた京都新聞杯からの反撃を図るファームツエンティ

 今年も夏恒例の牧場巡りをしました。デュランダルのお墓参りと、思い出の馬たちとの再会。オルフェーヴルは相変わらず元気な姿で迎えてくれました。一時期は落ち込んだ種付け頭数も増え、子どもたちに乗れるチャンスもあるだろうと楽しみになりました。

 ドリームジャーニーも、種牡馬を引退したとは思えないほどエネルギッシュでした。いまだに目はギラギラ。彼の産駒で挑んだ宝塚記念(スルーセブンシーズ=2着)の勝利の報告ができなかったのは残念でしたが、健康でいてくれるのが何より。長生きしてほしいですし、来年も会いに行きたいと思っています。

 3日間開催の最終日は阪神で4鞍に騎乗します。7Rのファームツエンティは口向きの難しさがネック。今回は調教の感触を踏まえ、片側だけチークピーシーズを装着します。修正が利けば、やれる力はあるはず。ヴァリージアは長丁場が合う馬で、ここも崩れず頑張ってくれそうです。走りがワンペースなオルデランは、ダート替わりがプラスに出るとみています。(JRA騎手)

 【阪神】

1R オルデラン    A

4R トウコンリュウジンC

7R ファームツエンティA

9R ヴァリージア   A(本紙評価)

競馬

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