藤原喜明、サテライト成田でのチャリティプロレスで大暴れ…集まった30個のランドセルはミャンマーの子供たちへ

スポーツ報知
ZERO1・チャリティプロレスで横山佳和に厳しい攻めを見せる藤原喜明

◆プロレスリングZERO1・チャリティプロレス「いじめ撲滅プロレス~ミャンマーの子供たちにランドセルを!!」大会(16日、千葉・芝山町・サテライト成田、観衆560人)

 被災地でのボランティア活動や、いじめ撲滅を訴えてプロレス活動を行うなど社会貢献に寄与してきたZERO1のチャリティー大会が行われた。

 今大会はミャンマーの貧困家庭の子供たちにランドセルを届けるべく、各家庭で不要になったランドセルを来場者から提供してもらうべく開催。集まったランドセルはミャンマーの子供たちに寄贈し、子供たちが勉強する機会にしたいとのことで発案された。

 2021、22年の「多古町チャリティプロレス」を成功に導いたアルファ・ジャパンプロモーション会長の荒井英夫氏がプロデュース。特別リングアナとして、中央大学ボクシング部OBで吉本興業の“最強芸人”ハルゴングが起用された。隣の香取市からは伊藤友則市長が来場した。

 イベントでは子供たちをリングに開放したふれあいタイム、子供プロレス教室、サイン会&記念撮影会が行われ、全3試合を実施。メインイベントでは特別参戦の藤原喜明が菅原拓也と組み、横山佳和、クリス・ヴァイス組と対戦。藤原組長は猛暑での野外試合にもかかわらず、リング内外で大ハッスルして大暴れ。最後はパートナーの菅原が垂直落下式ブレーンバスターで横山を仕留めて快勝した。

 荒井プロデューサーは「暑い中、たくさんの方に来ていただき、30個もランドセルが集まって感謝しております。ランドセルは確実にミャンマーに届けます。伊藤市長も来場され、来年は芝山町のほかに、香取市でもチャリティプロレスを企画したいと思います」と意欲を見せた。

 先の「火祭り」覇者で、第1試合で朱鷺裕樹を破った松永準也は「こういった素敵なイベントに呼んでいただいて、プロレスラーとして来れたことをうれしく思います。また芝山町でプロレスをしたいと思いますので、そのときはよろしくお願いいたします」とコメントした。

 ◆全成績

 ▽15分1本勝負

 〇松永準也(6分39秒 バックドロップ→体固め)朱鷺裕樹●

 ▽20分1本勝負

 〇馬場拓海(10分11秒 フットスタンプ→片エビ固め)永尾颯樹●

 ▽タッグマッチ30分1本勝負

 〇菅原拓也、藤原喜明(10分56秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め)クリス・ヴァイス、横山佳和●

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