◆明治安田生命J1リーグ ▽第27節 札幌0―1湘南(16日、札幌ドーム)
J1北海道コンサドーレ札幌は、2週間ぶりのリーグ再開戦で湘南に0―1で敗れ、5月の3連勝以来、今季2度目の2連勝はならず。今季5度目の完封負けを喫した。
前節・G大阪戦(2日、札幌ド)は4―0で快勝。リーグ中断期間の横浜FMとのルヴァン杯準々決勝は2戦計3―5で敗退したが、リーグでの連勝へチームは気持ちを切り替えて臨んだ。
ルヴァン杯での退場でMF駒井善成(31)は出場停止となったが、MFルーカスフェルナンデス(29)が右もも裏痛から復帰。ボランチにはMF馬場晴也(21)とMF荒野拓馬(30)のコンビを起用し、前線はFW小柏剛(25)に、タイ代表活動から戻ってきたMFスパチョーク(25)と、チームトップ10得点のMF浅野雄也(26)で形成した。
前半立ち上がりから、MFスパチョークを中心に再三の好機を作るが、なかなかゴールを奪い切れず。18位からの浮上を目指す湘南の意地に徐々に盛り返されると、同42分に平岡にネットを揺らされて0―1で折り返した。
後半も、MF深井一希、青木亮太、ホームデビューのルーキーFW大森真吾(22)らを投入して同点、逆転を狙ったが、前節4得点の攻撃は不発に。元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロさんも来場し、14090人が駆けつけた札幌ドームで、歓喜の勝利はつかめなかった。