元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ氏(48)が16日、J1札幌が湘南戦を戦う札幌ドームに来場した。
卓越したテクニックと得点感覚を武器にセリエAの名門・ユベントスで長く10番を背負い、左45度からの“デルピエロ・ゾーン”は日本のサッカーファンにもおなじみ。親日家としても知られる本人の強い希望により、札幌ドームへの来場が今回実現した。
試合前のイベントでは、「フリーキックの壁体験」でキッカーを務め、今なお衰えのない、鮮やかな弾道で観客を沸かせた。2002年の日韓W杯・エクアドル戦以来の札幌ドームに、「21年経っても非常に美しい。当時から素晴らしい建造物という思い出もあった。またここに来られてうれしく思う」と笑顔だった。