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【女子野球】マドンナジャパン、W杯7連覇に向け最終S進出決定...台湾破り4勝

スポーツ報知
台湾を破って4勝とし、来夏開催のファイナルステージ進出を決めて喜ぶ日本代表ナイン(カメラ・軍司 敦史)

◆カーネクストPresents第9回WBSC女子野球W杯1次ラウンドB組第4日(16日、三次きんさいスタジアム)

 広島県三次市で行われている女子野球W杯1次ラウンド(R)で、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」が台湾を2―0で破って4勝。7連覇に向け来年夏にカナダで行われる最終ステージ(S)進出を決めた。

 18年の前回大会決勝、そして今年5月のアジア杯決勝と同じ、世界ランキング2位の宿敵との一戦。同1位の日本は3回、2死二塁で川端友紀(34)=九州ハニーズ=の「積極的に振っていこうと思った」という左適時打で先制すると、4回にも2死二塁で岩見香枝(30)=西武ライオンズレディース=の適時打で1点を加えた。

 今大会2回目の先発となった小野寺佳奈(21)=巨人=は、4安打6奪三振、無失点で初戦のプエルトリコ戦に続く完投・完封勝利。「前回は打たれて不安な要素もありましたが、今日は『打ってみろ』のつもりで(強気で)投げられたのは良かった。強いタイペイに勝ててほっとしています」と振り返った。

 カナダ・サンダーベイで来夏行われる最終Sは6チームが出場、A組からは米国、カナダ、メキシコの進出が決まっている。B組は1~3位に出場権が与えられ、4勝の日本は17日のキューバとの1次R最終戦を待たずに3位以内を確定した。中島梨紗監督(36)は、「チームとして全員で戦い、若手、中堅、ベテランが良い仕事をしたと思います。ほっとしました」と安心した表情をみせる一方で、目標に掲げた5戦全勝に向け最終戦も全力で戦うと語る。女子野球では異例の、2409人の有料観客を集めた試合。「なかなかこれだけのお客さんの前でプレーした選手もいませんし、良いプレーが見せられたと思います。女子野球のスキルの高さ、『こんなこともできるんだ』と少しでも感じてくれたかな」と、女子野球の知名度向上を期待した。

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