◆関西六大学野球秋季リーグ戦 ▽第3節1回戦 大商大13―0大院大(16日・わかさスタジアム京都)
大商大の今秋ドラフト候補右腕・上田大河主将(4年=大商大高)が自身初、連盟では12人目となるノーヒットノーランを達成した。
巨人、阪神、3人態勢で視察した広島を含む6球団のスカウト陣の前で、プロ志望届提出後、初マウンドに臨んだ最速154キロ右腕。「真っすぐを待っている打者に真っすぐで押せた」と初回から149キロをマーク。7回には右手中指の皮がめくれるアクシデントもあったが「めちゃくちゃ痛くて、すぐに痛み止めを飲んだけど真っすぐに指がかからなかったので、変化球でかわしていこうとなった」と大院大打線を寄せつけなかった。
完全試合が目前となった9回1死から代打・杉田翔太郎(4年=敦賀気比)に四球。天を仰いだが、その後は味方の失策で1死一、三塁となった場面を併殺でしのぎ、117球でノーヒットノーランを達成。「完全試合したかったです…」と苦笑いで振り返った。
オリックスの谷口スカウトは「先発もできるし、後ろでもフォークがあるから短いイニングでも適応できる。そこに食い込むぐらいの力はある。いてくれたら使いやすい投手というか、監督からしても頼りになるピッチャーになる」と高評価。ドラフトが迫る中で猛アピールとなったが、上田は「とにかくリーグ戦に勝つこと。その日になるまで、自分の仕事をこなそうと思う」とリーグVを見据えた。