◆東京六大学野球秋季リーグ戦第2週第1日▽法大3―1立大(16日・神宮)
法大の主将を務める3番・今泉颯太遊撃手(4年=中京大中京)が、値千金の勝ち越し打を放った。
1―1の6回裏1死二塁。フルカウントから立大のエース・池田陽佑投手(4年=智弁和歌山)の外めの変化球をミートして中前へ転がし、二塁走者が生還した。今泉は「前の2打席を抑えられていたので、ピッチャーの足元を狙ったことがヒットにつながりました」と言って表情を緩めた。
法大は今春、昨秋の5位から2位へ躍進。今季は、2020年春以来の優勝を目指す。今泉は「粘り強さが、今年の秋の法政の強み。どんな展開になっても最後まで諦めない粘りは、新チームになった当初から意識してきました。それが実ってきている感じがあります」と手応えを口にした。
法大は8回にも1点を追加。先発の篠木健太郎投手(3年=木更津総合)が8回1失点の好投を見せ、立大との初戦を制した。