2025年の大阪・関西万博(25年4月13日~10月13日)の公式キャラクター「ミャクミャク」が15日、大阪市北区の報知新聞大阪本社を訪問。この日正午にスタートした一般参加催事募集をPRした。赤と青の奇抜なルックスが話題だが、社員たちからは自然に笑顔がこぼれた。
大阪から世界に発信する令和の一大イベント。14日にはプロ野球・阪神が18年ぶり、令和では初のセ・リーグ優勝を決めたばかりとあって、関西発の夢のバトンをつなぐリレーとなり、日本国際博覧会協会も「ミャクミャクも優勝を喜んでおります」と気持ちを代弁した。
大阪では1970年以来55年ぶりの開催となる万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマ。収容人数100~1万人規模の会場が11あり、祭りなどの「参加型」、音楽ライブなどの「発表型」、展覧会などの「展示型」のイベント企画を今年いっぱい募集。来年1~3月に審査する。
「日本だけでなく海外の含め、個人から団体まで幅広く応募していただけます」と同協会。阪神が前回優勝した05年に開催された「愛・地球博(愛知万博)」の際は100の枠を募集し、応募数は約260件。最終的には催事数は80回程度だったが「今回は4000回ぐらいのイベントができるのでは」と説明。「面白い、ワクワクするイベントをみんなで作りましょう」とミャクミャクとともに呼びかけた。