◆フィギュアスケート ▽オータム・クラシック 第1日(14日、カナダ・モントリオール)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季最初の国際大会に臨む世界女王の坂本花織(シスメックス)が、75・62点と2位以下に15点差以上をつけ、首位発進した。
新プログラムで、産婦人科医療を描いたドラマ「コウノドリ」の「Baby, God Bless You」を演じ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツ、3回転のフリップ―トウループの連続と全てのジャンプを着氷した。
今季SPの演目は、坂本自らが選曲。1月と3月にめいっ子、おいっ子が生まれ、「それがすごいうれしくて。すごい力になる。この力を演技に変えたいと思った」と思いが込められている。
また、今季からシニア本格参戦の千葉百音(木下アカデミー)は、SP「黒い瞳」を演じた。今季は「今までとひと味違った表現の幅を広げるためにも、早いテンポの曲を選曲した」という。ジャンプでミスがあり、57・66点の6位スタートとなった。
女子フリーは15日(日本時間16日)に行われる。