【巨人】富田龍、スライダーを修正 理想は杉内3軍投手コーチ 「真っ直ぐとスライダーで勝負できるような投手に」

スポーツ報知
富田龍

 巨人の育成2年目、富田龍投手(23)が14日、スライダーの練習に取り組んだ。全体練習を終えると室内練習場のブルペンに入り約30分。立ち投げで腕の振りなど感覚を確かめた。

 「最近、スライダーがカットボールのようになっていたので、修正したいと思って練習しました」

 現役時代、スライダーを大きな武器にしていた杉内3軍投手コーチからは「力まずリリースのところだけ力を入れてしっかり指にかけて、できるだけ前で離すように」とアドバイスをもらった。

 「だいぶいい感覚になってきました。理想は、杉内さんのように真っ直ぐとスライダーで勝負できるような投手になることです。投げて覚えるしかないので練習します」

 2年目の今季は、ここまでイースタンリーグで21試合に登板し、4勝(0敗)。球速も140キロ後半にまで上がった。

 「昨季より公式戦で投げることができましたが、追い込んでからの決め球が甘くなったり、課題も見つかりました。真っ直ぐのスピードももっと速くしたいですし、変化球の精度も上げたい。今年の経験を来年につなげられるように頑張ります」

 日々向上心をもって練習に励み、来年こそ支配下登録を手に入れる。

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