阪神の女子チーム・阪神タイガースWomenの坂東瑞紀が14日、阪神の18年ぶり優勝を喜んだ。
日本代表「マドンナジャパン」の一員としてこの日、広島・三次市で行われた女子野球W杯のフランス戦に先発、3回1失点と好投した坂東。試合後の会見時にはまだ優勝が決まっていなかったが、「早く優勝する姿を見たいな」と笑顔。甲子園の室内練習場では朝早くから練習している姿をいつも見かけると明かして、「裏で頑張っている姿を身近に感じているので。すごくエネルギーをもらっています」と兄貴分に感謝した。
阪神タイガースWomenは昨年夏の全日本クラブ選手権で日本一を経験、今回の女子W杯には3人が参加している。5月のアジア杯から代表入りしている広島出身の坂東は、この日家族が見守る中でW杯初登板。「(小学校からW杯出場を夢見て)夢がかなった瞬間というか。しかもお世話になった人の前で投げられて、うれしくて感動しました。(W杯出場を)目指して野球を続けたい女の子が一人でもいれば」と涙を流した。