阪神・岡田彰布監督の大好物「パインアメ」注文殺到で担当者「朝会社に来てビックリ」ネット販売ストップ

スポーツ報知
パインアメ好きを公言する岡田彰布監督

 阪神・岡田彰布監督効果でうれしい悲鳴!? タイガースの18年ぶりのリーグ制覇で話題になった「パインアメ」を販売するパイン株式会社の公式オンラインショップに大量注文が入り、14日朝には販売ストップとなった。

 前日(13日)、阪神の優勝マジックがついに「1」になった瞬間、公式ストアでパインアメに在庫がなくなるほど次々に注文が入った。開発部広報室の井守真紀さんは「最近は勝った夜に注文が多くて、朝会社に来てビックリするんです」と苦笑い。全て本社社員がこん包して発注しているのだが、この大量注文により、パインアメ関連商品だけオンライン販売を止めた。

 人気に火が付いたきっかけは、大阪・MBSの番組での岡田監督へのインタビューだった。「試合では毎イニング食べて、多いときには10個も食べていると聞きました」と井守さん。放送直後には岡田監督にパイン商品を1000個差し入れした。真ん中に穴が開き「見通しがいい」と受験などの縁起物としても知られる人気商品。関西での8月売り上げは昨年同月比で倍になり、スーパーなどからの入荷依頼や、阪神ファンから問い合わせの電話が鳴りやまない状況だという。

 以前から西武・栗山巧外野手が大好物と公言。21年9月、2000安打達成記念に球団との企画でオリジナルパッケージをつくり、来場者全員に配布した。「阪神さんからもコラボ企画をいただければ…」と、オファー待ちの準備は万全だ。

 ◆パイン株式会社(本社・大阪市天王寺区) 1948年創業。従業員105人。70年以上も愛され続ける「パインアメ」を中心に、子どもから大人まで食べやすい商品を全国で販売。「パインアメ」は全国菓子大博覧会で名誉総裁賞、外務大臣賞などを多数受賞。アメの輪の形が4つそろう8月8日を「パインアメの日」とし、2015年に日本記念日協会に登録された。

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