「ゴールデンカムイ」作者の野田サトル氏、急病で新連載を休載　今後は治療を優先「作画クオリティ維持のため休載が増える」

　人気漫画「ゴールデンカムイ」の作者である漫画家の野田サトル氏が、急病のため「週刊ヤングジャンプ」で連載している「ドッグスレッド」を休載することが１４日に分かった。野田サトル作品の公式Ｘ（旧ツイッター）で報告された。

　「お知らせ」というタイトルで更新され「本日（９／１４）発売のＹＪ４２号、『ドッグスレッド』は野田先生急病により休載です。再開は来週発売号ですが、治療と作品クオリティの維持のため今後休載が増えることになります。皆様、申し訳ありません。益々熱くなっていく『ドッグスレッド』を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とファンに謝罪した。

　そして「ドッグスレッド読者の皆様」と題し、野田氏のイラストが描かれた文章もアップ。「いつも『ドッグスレッド』をご愛読いただき、ありがとうございます。『ドッグスレッド』ですが、作者・野田サトル先生の上腕二頭筋長頭腱炎の悪化に伴いまして、今号『週刊ヤングジャンプ』４２号（９月１４日発売）を休載させて頂いております」と報告。そして「連載の再開は次号４３号（９月２１日発売）となりますが、今後は、慢性化する痛みの治療、作画クオリティの維持のため休載が増えることになります。楽しみにしていただいている読者の皆様には、大変申し訳ございませんが、今後とも野田サトル先生及び『ドッグスレッド』をどうぞよろしくお願いいたします」とつづられた。

　「ドッグスレッド」は北海道を舞台に、フィギュアスケート界を永久追放された主人公がアイスホッケーとの出会いによって成長する青春ストーリー。７月２７日発売の「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まったばかりだった。