将棋の藤井聡太七冠(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=が13日、大阪府高槻市に来秋竣工予定の新関西将棋会館の建設予定地で行われた地鎮祭に出席した。
史上初となる全八冠制覇を目指して永瀬拓矢王座(31)に挑戦している第71期王座戦五番勝負第2局を自身のタイトル戦最長手数の214手で勝ち、シリーズを1勝1敗にしてから一夜明け、対局場の神戸から大阪に移動。日本将棋連盟会長の羽生善治九段(52)による「玉串奉奠(ほうてん)」「地鎮之儀」を見守った。
関西所属の藤井にとって新ホームで「新会館で対局できる日を楽しみにしております」とスピーチ。ほかにも谷川浩司十七世名人(61)らも出席した。