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【大学野球】プロ注目の大商大・高太一「今チームに貢献できなければプロに行っても通用しない」…関西六大学の注目選手紹介

スポーツ報知
今秋ドラフト候補左腕の大商大・高太一

 関西六大学野球秋季リーグ戦は2日に開幕し、16日から第3節を迎える。大商大が同校3度目となるリーグタイ記録の4季連続優勝を果たすのか。大経大、龍谷大、大院大、京産大、神院大が常勝軍団の連覇を止めるのか―。各大学の注目選手を紹介する。

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 大商大のドラフト候補左腕・高が、大学最後の秋に決意表明した。「育ててくれた大商大でリーグ優勝し、日本一を取りたい。今、チームに貢献できなければ、プロに行っても通用しない」。3日の神院大2回戦では5回4安打1失点で無四死球。「失点後に捕手(蜷川)と話して配球を変えて良くなった。真っすぐを光らせる変化球を今年は意識している」と、さえるスライダーとフォークに胸を張る。

 ヒントをくれたのは同じ左腕で1学年上の伊原陵人(NTT西日本)だ。2年時に出した自己最速151キロを更新できず、4年になった高は4月、京産大戦で左肘を痛めて離脱。「焦っていた」。伊原に相談し「ケガ明けに無理をするな。勝利に大事なのはスピードだけじゃない」とアドバイスされ、直球にこだわり過ぎていたことに気付いた。

 同期の上田とともにプロ志望届を提出済み。「今はどの球種でも自信を持ってストライクが取れる」。復調した高が緩急自在に打者を斬り、頂点へとけん引する。

 ◆高 太一(たか・たいち)2001年7月26日、愛媛・新居浜市生まれ。22歳。船木小2年から船木パイレーツで野球を始める。船木中では今治中央ボーイズに所属。広陵では3年センバツで東邦との2回戦に登板して敗退。3年夏は背番号10。大商大では1年秋にリーグ戦初登板。3年秋にベストナイン。変化球はスライダー、フォーク、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム。

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