中村敬斗を支えた芯の強さ Jリーグ復帰に逃げず、禁止された居残り練習ではい上がりフル代表へ

スポーツ報知
前半、追加点となるゴールを決めてピッチを駆ける中村敬斗(右は喜ぶ古橋亨梧=カメラ・小林 泰斗)

◆キリンチャレンジカップ2023 日本4―2トルコ(12日、ベルギー・ゲンク=セゲカ・アレーナ)

 【ゲンク(ベルギー)12日=ペン・後藤亮太、カメラ・小林泰斗】日本はトルコに4―2で快勝した。代表初先発のMF中村敬斗(23)=Sランス=は、前半のみの出場で2得点。これで出場3試合で3ゴールと、森保ジャパンでのし烈な2列目争いで、強烈なアピールとなった。

 欧州で生き抜く覚悟が、中村敬の成長を支えた。プロ生活は順風満帆ではなく、20年に加入したベルギー1部・シントトロイデンではメンバー入りもままならず。チームの練習場ではないグラウンドにこっそりと出向き、禁止されていた“居残り練習”に明け暮れた日々もあった。この間はG大阪からの期限付き移籍だったため、古巣から“復帰要請”も届いた。

 しかし、Jリーグ復帰は選ばず、オーストリア2部・ジュニアーズへ。当時は「Jの方がレベルは上」と否定的な意見も聞こえてきたが「揺らぐことはなかった」と語っていたのが印象的だ。2部での活躍が認められ、半年で同1部・LASKに引き抜かれてブレイク。決断を正解に変える芯の強さがあったからこそ、今の姿がある。(日本代表担当・金川 誉)

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