兵庫県神戸市の「ホテルオークラ神戸」で12日に指されている第71期王座戦五番勝負第2局は午後0時10分に昼食休憩に入り、午後1時に再開された。
お昼の勝負めしは永瀬拓矢王座が「ビーフカレー」を選択。第1局(先月31日)も対局場「元湯 陣屋」の名物カレーを昼食と軽食で食し、勝利をもぎとっただけにゲン担ぎにもなる。また、アイスカフェオレ、オレンジフレッシュジュース、ウーロン茶とドリンクも3種注文。水分補給も抜かりなかった。
一方、八冠を目指す挑戦者・藤井聡太七冠=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=は「神戸ポークと淡路玉葱(ねぎ)の味噌(みそ)炒め御膳」を選んだ。「神戸ポーク」は上品でさっぱりした味わいが特長のブランド豚で、甘みのある淡路島産玉ねぎとともに炒めている。ドリンクはウーロン茶だった。
対局は角換わりで、昼食休憩突入時で51手。藤井が考慮中だ。消費時間は永瀬1時間19分、藤井1時間50分で、互いにじっくりと駒組を進め、がっぷり四つ。午後5時から30分、軽食休憩に入る。