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美川憲一、ジャニー氏性加害を「知っていた」 タレントに質問も「口を結んで、笑ってごまかしていた」

スポーツ報知
「美川憲一ドラマチックシャンソン2023」を開催した美川憲一

 歌手の美川憲一が11日、東京・EXシアター六本木で「美川憲一ドラマチックシャンソン2023」を行った。公演前の取材会では、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題に言及した。

 来年でデビュー60周年を迎える音楽界の重鎮が重たい口を開いた。美川は、ジャニー氏の性加害のうわさについて「ずっと知っていました。どっぷり。みんな暗黙の了解、見て見ぬ振りだった」とキッパリ。7日に行われたジャニーズ事務所の会見で、井ノ原快彦が「(性加害の)うわさはあった。触れてはいけない空気があった」と話したことが「印象に残った」といい、「マスコミのみなさんもそうだったと思います。言ってはいけない時代。もっと早く言えていれば、被害者が増えなかった」。当時の芸能界に漂っていた空気感を振り返った。

 美川は紅白歌合戦に26回出場。ジャニーズ所属タレントとも共演してきた。かつて同社タレントに「そういう話はあるけど、どうなの?」とジャニー氏による性加害を質問したこともあったというが、「聞いても言わなかった。口を結んで、笑ってごまかしていました。そういう時代でしたから…」と振り返った。

 7日の会見は4時間以上も行われたが、そのうち2時間近く見守ったという美川は、「被害者の方は大変な苦労があった。性加害があったと謝罪したのは大きなこと」と評価し、社名変更しないことに対しても「私の意見では、名前を変えずにやっていくべきだと思う」と肯定的。今後のジャニーズ事務所に対し「変わっていかないといけない」と強い口調でいい「補償の問題もあるので、しっかりと対応してほしい。そうでないと前に進めない」「ジュリーさんがほとんどの株を持って、それを引き継いでやっていくのは大変ですよ。応援していきます」。被害者と向き合い、再出発することに期待した。

 同コンサートは、今回で22回目を迎えるシャンソンコンサート。1日限りの公演だが、「衣装3着、1日だけですが新しく作りました。衣装にいとめはつけない。越路(吹雪)さんの教えもあるので、オートクチュールを今でも作っています」ときらびやかな衣装と時価総額2000万円のダイヤの指輪を披露。「愛の讃歌」など計18曲を満席の920人に向けて熱唱した。来年は60周年記念イヤーに突入する。「芸能界も大変な時代ですが、私は60年も歌ってこられた。ファンのみなさんのおかげです。私は長生きすると思うので、これからの私を見ていてください」と意気込んだ。

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