◆フィギュアスケート ▽チャレンジャーシリーズ ロンバルディア杯 最終日(10日、イタリア・ベルガモ)
男子は北京五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)トップの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー1位の174・12点、合計265・59点で優勝した。SP4位の吉岡希(法大)は140・39点、210・46点で5位。
鍵山は左足首故障の影響で昨季は海外での出場はなく、2022年3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)以来1年6か月ぶりの国際大会復帰。冒頭の4回転サルコーで3・69点の加点を引き出した。続く4回転トウループは2回転になったが、ステップ、スピンでレベル4をそろえ、演技構成点も全項目で9点台を獲得した。
父・正和氏に加え、今季から女子で14年ソチ五輪銅メダルのカロリナ・コストナーさん(イタリア)が新たにコーチに就任。GPシリーズは第3戦フランス杯と第6戦NHK杯にエントリーしている。