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【女子野球】巨人の女子チーム、若手が躍動し宮崎の大会で優勝

スポーツ報知
みやざきブーゲンビリア杯を制し喜ぶ巨人女子チームナイン(球団提供)

◆2023みやざきブーゲンビリア杯最終日 ▽決勝 巨人1―0九州ハニーズ(10日、SOKKENスタジアム)

 巨人の女子チームが10日、宮崎市で行われた女子硬式野球のローカル大会「ブーゲンビリア杯」で九州ハニーズ(福岡)を破り初優勝した。

 3回目となる今大会は、九州の高校やクラブチームを中心とした10チームが参加。初参戦の巨人は9日の秀岳館高(熊本)、折尾愛真高(福岡)をともに無失点で下し、決勝に進出していた。

 対する九州ハニーズは、創部2年目ながら日本代表経験者をそろえ全国大会でも上位に食い込む強豪。しかし、13日開幕の女子W杯(広島)を控えた直前合宿のため、巨人は2人、ハニーズは3人の主力が離脱。両チーム走者を出しながらも無得点が続く中、5回に巨人が均衡を破った。

 2死二塁の好機を作ると、真砂寧々が中適時二塁打で先制。「昨日は打てずにチームに迷惑をかけていたので、今日は自分だと思って」とストレートを強振した今春高校を卒業した若い選手の1点を、代表経験を持つ清水美佑が守り切った。

 巨人の女子チームは今季から、宮本和知監督以下選手20人で活動。関東地区のリーグ戦・ヴィーナスリーグに参戦する一方でカップ戦に出場しており、先月行われた全日本クラブ選手権では全国制覇している。指揮官は、主力を欠く中でも若手が活躍したことを評価して「真砂も1点をとりたいここぞというところで、場面を考えながら打ったのは大したこと。(代表経験者など)レベルの高い中でここ半年やってきて、力をつなぎ花を咲かせた」と満足そう。巨人と縁の深い宮崎での優勝に「女子野球熱も高い宮崎で、成績を出せて良かった」と語った。

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