◆神奈川県支部・第20回厚木大会▽1回戦 相模ボーイズ1x―0横浜瀬谷ボーイズ(2日・綾瀬スポーツ公園第1球場)
2年生以下の新チームで秋の東日本王者を決めるゼット杯第35回日本少年野球東日本選抜大会(10月7~9日、福島・ヨーク開成山スタジアムほか)の予選が各支部で行われている。代表枠4の神奈川県支部・厚木大会では横浜瀬谷ボーイズが奪三振ショーを繰り広げるも惜敗した。
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横浜瀬谷・渡邉翔塁(かける=2年)が快投をみせた。
初回1死一、二塁のピンチに4、5番から連続三振を奪い切り抜けると、3回2死まで7者連続三振。球数制限もあり4回途中で降板も9三振を奪った。渡邉は「球数が多すぎて4回で降板してしまった」と反省したが、最速127キロを誇る直球を武器に快投。低めで追い込み高めの直球でバットに空を切らせた。
横浜瀬谷の先輩にはソフトバンク14年ドラフト1位の松本裕樹がいる。渡邉は小学校も同じ「南瀬谷ライオンズ」でプレーした直系の後輩になる。杉山千春監督(63)から「松本を目指せ!(松本は)自分で考えて練習していた」と言われ、偉大な先輩の背中を追いかけている。